一般的には読んだ感想を投稿するものでしょうけど、
読む前に先に”自分のお金との付き合い方・考え方”を整理しておきたいんです。
なぜなら、読んだ後にそれがどう変わるのか・変わらないのか、
これが楽しみだからです。
この本を読もうと思ったきっかけは、「#日経ウーマン 1月号」 の特集記事。
その中にこんな文章がありました。
現役時代にしっかり貯め、その資産で老後を豊かにしたいと願いがちだが、お金から価値を引き出す能力は、年齢とともに低下していくのが一般的。気力・体力があるうちに使った方が、同じ額でもより多くの喜びを引き出しやすい。
これに激しく同意して読んでみようと思ったんです。
わたしは、セカンドライフで旅行や趣味を充実させるより、
いま行きたいところに行き、見たいものを見、
趣味を楽しみたいと思っています。
だから、将来のために一生懸命節約してお金を貯めるより、
「いま」使うお金と「みらい」に使うお金を仕分けして、
使いたいことにしっかり使えるようにしています。
なぜなら、
年齢を重ねてから楽しめることと、
いまでないと楽しめないことがあると思っていたから。
そんな自分の考えを「合ってるよ」って言われた気がしたからなんです。
お金は貯めるものじゃない、使うもの!
というのが信条でラジオ番組のタイトルにもしていますが、
もちろん将来いまのペースで働けなくなる時は来るわけで、
その「みらい」のために先送りしているお金もあります。
そして10年前までは、
「セカンドライフのためにお金を貯めなきゃ」で必死でした。
それが、「みらい」にどれくらいお金が必要か知るために
オリジナルワークシートを作って、
講座でお客様と一緒に自分のみらいを更新し続けた結果、
「そんなに貯めなくても大丈夫じゃん」と思えるに至りました。
上述したようにお金の仕分けをして「貯まる」仕組みを作って、
働けなくなった「みらい」に生活していける分のイメージもつきました。
見えない「みらい」に不安がっていた自分の経験から、
お金と程よい距離でつき合うことを提唱し、
「みらい」の暮らしとお金をしっかり見えるようにしておくお手伝い
をメインにするようにもなりました。
さて、そんな自分が、
『DIE WITH ZORO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』
から何を感じるのか?
楽しみです。